| 自治体 | 福岡市 |
| 議会・日程 | 令和7年第5回定例会 12月15日 |
| 出典URL | https://www.city.fukuoka.fukuoka.dbsr.jp/index.php/4627534?Template=doc-one- frame&VoiceType=onehit&VoiceID=142231 |
キーワード
日本語サポートプロジェクト、アイランドシティ、外国人児童、日本語指導担当教員、通訳アプリ
要約
福岡市では、日本語指導が必要な児童生徒に向け「日本語サポートプロジェクト」を実施し、基礎知識の習得や教科理解に応じた個別の指導・支援を行っている。アイランドシティ内の対象児童等に対しても通級指導教室で月6時間程度の指導を行うほか、教員が通訳アプリを活用して保護者とのコミュニケーションを図っている。さらに学外では、学校通知文等の翻訳を行う福岡よかトピア国際交流財団のチューター制度の活用や、地域住民・ボランティアと連携した児童向け日本語教室の立ち上げ支援などを通じて、多文化共生の環境整備を進めている。
引用全文
※以下は議事録の引用全文です。本文の著作権は福岡市に帰属します。著作権法上の引用および公共データ利用規約に基づき掲載しています。要約はAIにより生成したものであり、正確な内容は出典元の議事録をご確認ください。
◯56番(ついちはら陽子) ぜひよろしくお願いいたします。今後、道路がきちんと整備されたとしても、そういった自転車マナーなど意識していくことが必要だと思います。ルールを守っていないのは決して子どもたちだけではないのですが、繰り返し、警察や地域、家庭などと連携をして、自転車利用者のルールの徹底をお願いしたいと思います。
最後に、3つ目のテーマです。外国人児童の支援について伺います。
日本語指導が必要な児童生徒も本市にはたくさん増えてきているのではないかと思いますが、福岡市立の小中学校で日本語指導を受けている児童生徒の人数と、そのうちアイランドシティ内の小中学校に在籍している児童生徒は何人でしょうか。◯教育長(下川祥二) 福岡市立の小中学校で日本語指導を受けている児童生徒につきましては、令和7年10月末現在で607人であり、そのうちアイランドシティ内の小中学校4校の児童生徒は43人となっております。以上でございます。
◯56番(ついちはら陽子) 小中学校合わせて4校で、日本語指導が必要な児童生徒が43名もいるというのは、比較的多いのではないかという気がします。
では、日本語が十分に理解できない児童に対して、学校現場ではどのような支援が行われていますか。◯教育長(下川祥二) 日本語が十分に理解できない児童生徒への支援につきましては、学校生活になじみ、日本語での学習に取り組むことができるよう日本語サポートプロジェクトを実施しております。具体的には、学校生活や日常生活で危険を回避するために必要な日本語を学ぶサバイバル日本語や文字や文型など、日本語の基礎的な知識や技能を学ぶ日本語基礎を個に応じて指導しております。さらに、一人一人の習得状況に応じ、教科の内容を理解できるようになるための日本語指導を行っております。以上でございます。
◯56番(ついちはら陽子) 日本語指導を受けている子どもたちの国籍や言語は様々だと思いますが、子どもや保護者が学校生活で困っているときなどにきちんとサポートできているのか、伺います。
◯教育長(下川祥二) 学校生活に関する悩みなどへのサポートにつきましては、日本語指導担当教員や担任が通訳アプリを活用し、保護者とコミュニケーションを取りながら児童生徒に寄り添った対応を行っております。以上でございます。
◯56番(ついちはら陽子) 児童生徒に寄り添った支援を行っているとのお答えですが、具体的にどの学校で月に何時間ぐらいの指導を受けているのか、お尋ねします。
◯教育長(下川祥二) アイランドシティ内の小中学校4校に在籍する児童生徒につきましては、現在、照葉北小学校、香椎浜小学校、城香中学校の日本語指導教室に通級し、月に6時間程度の日本語指導を受けております。以上でございます。
◯56番(ついちはら陽子) 児童生徒については、日本語指導担当教員や担任が保護者とコミュニケーションを取りながら、困り事などサポートを行っているとのことです。アイランドシティ内の4校に在籍する児童生徒の人数が近年とても増えている状況だそうですので、毎日の学校生活の中で、言葉の壁も乗り越えながら学校生活を送っている子どもたちにとって、十分なサポート体制をよろしくお願いします。
次に、その保護者についてです。
たまたま私が知り合ったお母さんはフィリピン出身の方で、日本語はある程度話せて聞き取ることができますが、文字があまり読めません。その方とお話をしていると、学校からの保護者への通知文書はほぼ分からない、読めない状況で、仕事場の仲間に訳してもらうなどして、これまで何とか過ごしてこられたそうです。私も、娘さんからのお手紙を読んでと頼まれたことがあります。御自身以外にもそういったお困りの親御さんたちもいるのではと危惧をされていました。
学校からの保護者への通知文書について、重要な内容だとしたら支障を来すのではと思われますが、これまで学校では多言語対応したものは配布されていないのでしょうか。今回はアイランドシティに限って質問をしておりますので、小中学校4校での配布状況をお尋ねします。◯教育長(下川祥二) 保護者への通知文などにつきましては、可能な限り担任や日本語指導担当教員が通訳アプリを活用するなど、丁寧に説明しております。今後とも、保護者からの様々な相談に応じて、個別に対応できるよう進めてまいります。以上でございます。
◯56番(ついちはら陽子) 現時点では、多言語対応された保護者への通知の文書などは配布されていないようです。分からずそのままスルーされている保護者さんやお困りの方も中にはいるかと思われますので、今後、主要な学校行事などの通知に関しては、翻訳文書の作成など対応していただけるよう要望しておきます。
では、現在、先ほど挙げたように、学校からの通知文書を理解することができない保護者に対する学外での支援の取組があるのか、お尋ねします。◯総務企画局長(龍 靖則) 福岡よかトピア国際交流財団において、ボランティアが簡単な翻訳などを支援するチューター制度を設けており、学校からの通知文書を理解することができない保護者に対しても支援を行っております。以上でございます。
◯56番(ついちはら陽子) このようなパンフレットもきちんとありまして、(資料表示)返答までに数日時間がかかる場合もあるようですが、まさに先ほどお伝えしたような通知文書や手紙などの翻訳をしてもらえる制度があり、利用料は無料で、一度登録しておけば簡単に利用できると思います。支援が必要な保護者にとって安心につながりますので、すぐにでも活用できるよう、学校側と連携をしてしっかり周知をするなど、早い段階で丁寧に説明をしていただきたいと思います。
次に、日本語が十分に理解できない児童を地域で支援する取組はありますでしょうか。◯総務企画局長(龍 靖則) 市内3か所において、地域住民と連携して、児童生徒を対象とした日本語教室の立ち上げを支援しております。以上でございます。
◯56番(ついちはら陽子) アイランドシティ内でいうと、現在ははばたき公民館で行われていると伺って、見学に行ってお話を聞いてまいりました。毎週金曜日に19時から20時半まで、毎週子どもたちは10人前後とその親御さんたちも一緒に参加をされているそうです。子どもたちの支援に当たっているのは日本語教師とボランティアの方々で、その日はマンツーマンで学校の宿題や漢字の練習などを一緒に取り組んでいました。新たなボランティアの方がなかなか見つからないとお困りのようでした。母国語もばらばらな子どもたちの教室なので、いろいろと大変なことがあったようですが、先生をはじめ、ボランティアの皆様が話合いをしながら、よりよい形での日本語教室の在り方を工夫されているそうです。市としても、ボランティアの募集など必要な支援をお願いしたいと思います。今年始まった教室ということですので、試行錯誤されているとは思いますが、現在は児童生徒がメインで行われていますが、後方で見守っている保護者さんたちの中にはあまり日本語が話せない方もいらっしゃったようですので、保護者へも、希望される方には漢字の読み書きのプリントを配布したり、一緒に参加できるような柔軟な対応をお願いしたいと思います。この教室でのノウハウを生かして、ほかの必要な地域での拡充を期待しております。
本日はアイランドシティについていろいろと伺ってまいりました。20年を経て、住民も1万6,000人を超え、まちとして成熟してきていると思います。その中で、今回お尋ねをしました植栽や自転車通行帯などは、住民のための重要なまちのパーツであると思っております。そして、そこに暮らす外国人の児童も年々増加傾向にあります。これからも快適で暮らしやすいまちであり続けるよう、日頃からのメンテナンスなど丁寧に取り組んでいただきたいと思います。
今、20年ですが、今後30年、さらには50年を見据え、持続可能で快適な都市空間の形成に向けて、このアイランドシティのまちづくりについて、これまで携わってこられた光山副市長の心ある御答弁をお伺いして、私の質問を終わります。◯副市長(光山裕朗) アイランドシティ整備事業につきましては、博多湾の航路整備で生じるしゅんせつ土砂などを活用して生み出された約400ヘクタールの都市空間において、市議会の皆様をはじめ、市民や関係者の御理解、また、御協力を賜りながら、先進的モデル都市づくりや国際物流拠点の形成に取り組んできたところでございます。整備開始から30年、まちびらきから20年、これまで様々な経緯もありましたが、今や、まちづくりエリアにおいては緑豊かで良好な住環境や教育環境が評価をされ、現在、1万6,000人を超える皆様が生活をされております。また、みなとづくりエリアにおきましても国際コンテナターミナルの整備が進み、今では博多港の国際海上コンテナの約7割を取り扱うまでに成長いたしております。先日、私もまちびらき20周年の記念式典で訪れ、緑豊かで質の高い都市空間の中で住民の皆様がくつろがれ、多くの子どもたちの元気な姿を拝見して、とても感慨深いものがございました。今後とも、豊かな緑や良好な住環境を大切に維持をしながら、住民の皆様とともにまちの魅力を高め、豊かな市民生活の実現に寄与できるようなまちづくりを着実に推進をしてまいります。以上でございます。
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