(写真) ホワイトハウスで大統領令に署名したトランプ米大統領=6日、ワシントン(ロイター=共同)
【ワシントン共同】トランプ米大統領は6日、米国で生まれた子どもに自動的に国籍を付与する出生地主義制度を制限する二つの大統領令に署名した。制度の適用範囲を狭めるほか、米国籍取得を目的とした「出産ツーリズム」を禁じる。トランプ氏は昨年1月に出生地主義見直しの大統領令を出したが、最高裁が今年6月に違憲判断を示していた。
今回の大統領令では、米国にある外国の大使館などに勤務する人や「敵性外国人」と見なされた人らの子どもを出生地主義の対象外とするとした。制度全体を廃止する前回の大統領令より影響は限定的だが、再び法廷闘争に発展するのは確実とみられる。
トランプ氏はホワイトハウスで最高裁の違憲判断に触れ「極めて残念で、非常に不公平だ。別の方法を取る」と記者団に語った。
トランプ政権は、子どもに米国籍を与えたい中国人などが出産のため一時的なビザで渡米しているとして問題視し、抑制に取り組んできた。一方、渡米が出産目的かどうかをどのように判別するのかは不明で、混乱を招く恐れもある。
[共同通信社 2026/08/07]

































